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山菜の予備知識とマナー

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■山菜採りのポイント■
まず山菜を採るには当たり前の事ですが、山菜を知らなければなりません。よく似たような毒草を口にしては、食中毒になったと

言うような話を毎年のように耳にします。ひどい場合には死に至ることもありますので、山菜採りといえども十分注意しなくては

なりません。初心者のうちは、誰が見ても間違えないような、ポピュラーな物から挑戦するのがよいと思います。

後は本(山菜事典・図鑑など)などで勉強したり、チャンスがあれば詳しい人に同行させてもらうのが一番の方法だと思います。

そして山菜について分かったら、今度は皆さんの住んでいる所から、どの辺に行けば何が採れるのか、いつ頃の時期が

いいのかをリサーチします。(何と言ってもこれが一番大変です)時期は、採る場所によって同じ山菜でも、かなりの

ずれがあります。もし、いいポイントを見つけたときは、採取日・場所(なるべく詳しく)採った山菜などをメモに残して

おくことをお勧めします。翌年になるとそのポイントが、分からなくなったり忘れてしまうことがあります。




■注意点■
○山にはさまざまな危険が、潜んでいます。動物、特に熊や鹿・スズメバチ・蛇などたくさんの生き物が住んでいます。

十分注意して行動しましょう。

○山では崖や急斜面、草などで足元が見えにくい場所などが、たくさんあるので滑落などの注意をしましょう。また、タケノコ

採りなど草木が、蔽い茂っている所では方向感覚が無くなりがちなので、慣れた人に同行してもらうかして、一人では行動しない

様にし、あまり山深い所まで行かない様にしましょう。(夢中になるとなりがちです)

○特にタケノコ(ネマガリタケ)の時期は、熊の行動も活発になり、熊も大好物の食べ物なので、十分注意して行動しましょう。

○最初にも書きましたが、毒草には十分気を付けて採ることはもちろんですが、歩く時などもむやみに触ったりしないように

しましょう。触れただけでかぶれたりするものもあります。




■ルールとマナー■
〔採取に当って〕

○山菜を採取をするに当って次の事を守りましょう。

・山菜採りに出掛ける時は、家の人などに必ず行く場所、大体の帰り時間を告げてから行きましょう。

・たいていの人が車で目的地(付近)まで行くと思いますが、車を駐車する時には、他の通行の妨げにならないように止めましょう。

・付近に田畑がある場合、むやみに中に入ったり横断したりしないようにしましょう。

・国有林・私有林にかかわらず、ゲートなどのカギを壊して中に入るのは、絶対に止めましょう。

・入山届の記入が必要な場所では、必ず記入してから入山しましょう。

・自分がいつも採取している場所であっても、先客がいた場合は無理して入っていかず、ポイントや時間を変えてみましょう。

(ただし、その山が自分の持ち物の場合は別ですけど・・・)

・むやみに採取場所などを教えるのは、やめましょう。これは、意地悪ではなく乱獲する人が、増えたりすることもあるからです。

もちろん自分で自分の首をしめることにもなりかねません。


〔不法侵入罪と窃盗罪〕

○大げさな事を書く様ですが、山菜やきのこを採る場所(山林などの土地)というのは、必ず誰かが所有(国、法人、個人など)する土地です。

特に、その土地で山菜などの作物を作って生計を立てている人がいた場合、その作物を採ると、値段の高い安いに拘らず窃盗罪。

塀や柵などの囲いのある管理された場所に勝手に入った場合、不法侵入罪になる可能性があります。

また、国立公園や国定公園などでの動植物の採取は禁止されています。

不法侵入罪は、刑法第130条にて定められており、そこには、「正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、

建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、三年以下の懲役又は

十万円以下の罰金に処する。」
とあります。したがって、柵などの無い、管理されていない山林などは不法侵入罪には

あたりませんが、軽犯罪法で罰せられる可能性があります。また刑法第235条(窃盗)「他人の財物を摂取した者は、窃盗の罪とし

十年以下の懲役に処する」
とあり、「動かせて、管理できる物を盗ったら、窃盗罪にする」という過去の判例もあります。誰かが

管理して作っている山菜も十分に含まれます。ですから、十分確認をして、くれぐれも土地所有者とのトラブルは避けましょう。

〔自然を大切に〕

○自然環境を荒らさない様にし、保護された植物は絶対に採らないようにしましょう。ごみは必ず持ち帰ること。タバコなどの

火の始末もきちんとしましょう。


〔不必要に採らない〕

○旬のものだけを採るようにします。旬を過ぎたものはほとんどが堅く、味も落ちるので結局は捨てる事になるので

あきらめも大切です。後、絶滅危惧種の山菜は採らないようにしましょう。




■服装■

山菜採りといえども、時には足場の悪い所を歩く事や、雨に

降られる事があります。服装や靴も登山をするような格好で

臨むのがよいでしょう。

ぜひ持って行きたい道具(持ち物)

リュックサック・シャベル・ナイフ・ビニール袋・雨具・タオル

磁石・救急セット・輪ゴム・ライター・水筒・ティッシュ・図鑑

地図などキノコ採りの時は、採取したキノコを入れるかご

(洗濯用ネットや百均などで売っている取っ手付のかごなど)

も持って行きましょう。


万が一に備えて携帯電話や無線機などもあれば持って行き

ましょう。もし山で迷った時でも携帯電話の場合、移動してい

るとつながるポイントがあるかもしれません。








イラスト By 嫁




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